大分の文化

文化で綴る大分の風景㉓「宇佐神宮の道」

2014年08月31日(日)
(1711回)

豊後高田五月祭が平成26年5月17日(土)、18日(日)に市内中央公園で開催され、恒例の「ぶんご合鴨スーパー大鍋」が振る舞われるので出かけてみましたが、既に大鍋は終了していました。五月祭ではカラオケ大会などのステージイベントのほか、各種出店など市民手作りの祭りとなっており、18日には、市内外より1700人を超えるランナーを集め、「第31回仏の里豊後高田ふれあいマラソン大会」が行われていました。
 
豊後高田市から宇佐市の宇佐神宮に久しぶりに行ってみました。呉橋のあたりから本殿まで登ってみました。  

櫻さく宇佐の呉橋 うち渡り
           杉田久女
 
呉橋は西参道寄藻川にかかる櫛形唐破風屋根の廊下橋。桁行13間の総丹塗りで宇佐神宮の社格に添う。勅使祭以外では閉ざされている。花の気分に浮かれた久女の虚構の作。
 
杉田久女
明治23年鹿児島県生まれ。明治から昭和の俳人。高浜虚子に師事。「花衣」創刊主宰。
 
 

南無弓矢八幡殿に 御慶かな
           夏目漱石
 
夏目漱石
熊本の第五高等学校で教えていた漱石は、明治32年の正月、冬休みを利用して、宇佐神宮に参詣し、複数の俳句を残しています。
 
 
 

薫風や国を護りの 神として
           高濱年尾
 
宇佐神宮は豊前国一の宮。旧官幣大社で今は勅使社であり、全国八幡宮の総本社。応神天皇、比咩大神、神功皇宮の三殿よりなる。二礼四拝一礼。真に「国を護りの神」の大社。
 
高濱年尾
明治33年東京生まれ。高浜虚子の実子。「ホトトギス」主宰。

   【筆者紹介】

   足達賢二(あだちけんじ) 

    竹田市久住町出身
    2012年3月まで大分県職員
    大分県中部振興局長、大分県職員研修所長、県民生活・男女共同参画課長、大分県消費生活・男女共同参画プラザ所長などを歴任。
 

facebookコメント
一覧に戻る