大分アジア彫刻展(朝倉文夫記念公園内)

 故郷に芸術鑑賞空間を建設するという夢を果たせないまま他界した朝倉文夫の遺志を受け継いで、1991年に開園した「愛の園生(そのお)朝倉文夫記念公園」。
 16haもの広大な敷地には朝倉文夫記念館や文化ホール、陶芸小屋などが点在し、芸術と自然にふれあえる、やすらぎの施設になっています


公園内のようす

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公園内設置作品

  • Civilization of Language

    チェ ソドン

    [第1回大賞] 自然と芸術がテーマ。自然石が持つ自然な美と、その石に人為的に手を加え、それら全体から出る古代文明的なモチーフを表したもの。

  • Gate

    オ セムン

    [第5回大賞] 女性の身体の一部を表現したもの。母親の子宮から出てきた人間がもう二度と帰れない時間と空間を、腐食して変化する鉄を材料として表現。

  • GROWTH

    ラムラン アブドーラ

    [第2回大賞] 神は生き物それぞれに形を与え、その生命を吹き込んだ。比喩的にはこの形は植物の姿から得たもの。

  • POINTED SKY

    イドリス ビン アワン

    [第3回準大賞] 民族は人々を守る神を信じていたが、この頃は武器が人間を守る象徴となった。この彫刻には円形や三角形が隠れている。中央にある円形は人間、三角形は人間と神、人間と人間、人間と自然の関係を表している。

  • SUPPORTER

    西村 正徳

    [第6回優秀賞] 「自然と人工」うまく支え合わなければうまく存続できなくなる。それを緑体(自然)と赤い枠(人工)で表現してみた。自然とずっと付き合ってゆけるサポーターのように。

  • WORK・凍

    楢原 北悠

    [第3回優秀賞] 「凍」という一つの自然現象に、大自然の静寂の奥に秘められたゆるぎないエネルギーを感じ、ここに人と自然の関わりの真理を見いだせると考えた。

  • 海恋

    陳 卓明

    [第5回優秀賞] 人間と自然の調和のとれた、互いに依存する恋しい関係を表している。今までに経験した感情的な噴出、衝突、心の傷跡が漂う。

  • 人類は神話を捨て去ることができるのか

    戸田 裕介

    [第3回大賞] 人間の営みのなかで壊されていく自然。自然の力でゆっくりと、時に突然破壊されてしまう人間の生活。一方で、人間により守られていく自然、自然により育まれている人の命。二つの対立したものではなく、一つの流れとして考えている。

  • 水の大地

    児玉 士洋

    [第1回優秀賞] 自然の恵みと力強さ、人間文明との出会いとやすらぎを半円形の対峙する形で表現した。

  • 世界の和合-W

    チェ ソドン

    [日韓共催FIFAワールドカップ記念作品] 韓国と日本の国旗には円が共通的に存在する。そしてワールドカップのシンボルもまたサッカーボール、円である。球のイメージは韓国、日本、さらにはアジアの象徴であり、世界の平和と和合の象徴である。

  • 星の光芒

    田邉 朗

    [第1回優秀賞] 鉄は人類とともに長い時を過ごし、その表情は時の流れにつれて変化する。鉄はいくつのほうき星を見てきたのだろう。今、鉄の星は大地にあり、移ろい行く時を表現する。

  • 土のおもし

    上篠 文穂

    [第6回大賞] 7トンの粘土を積み上げながら、人の生き死にの場である大地の厚み、堆積された時間について考えた。

  • 夢の跡

    平石 厚史、森 貴也、
    藤田 収哉、川井 明子、
    岡崎 きよみ、田中 沙和

    [第6回優秀賞] セミは6、7年を土の中で幼虫として過ごし、成虫として過ごすのは約2週間といわれている。抜け殻は成虫を目指した夢のあった場所。夏に命のある限り鳴き続けられるのは、その6、7年があるからかもしれない。