CONTENTS 概要
iichiko グランシアタ・ジュニアオーケストラは、2009年4月に、iichikoグランシアタのホール付きオーケストラとして設立しました。小学校低学年から21歳まで幅広いメンバーが在籍し、真のアンサンブル精神と豊かな感性を磨いています。
講師には、地元講師陣をはじめNHK交響楽団や九州交響楽団などから一流演奏家も招聘。月2回のレッスンを経て、毎年3月には、世界的に活躍する著名指揮者を招聘し、定期演奏会を開催しています。
結成11年目を迎え、卒団生はプロオーケストラや音楽マネジメント会社に所属、また海外音楽留学をするなど音楽の道に進む一方、公務員や会社員としても活躍しています。
第11回定期演奏会は、当オーケストラの定期演奏会では第4回と第8回に客演している指揮者の梅田敏明氏を招聘。2020年3月29日(日)に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急速な感染拡大の影響により、8月、振替公演を開催しました。
全3幕のプログラムの中から、このサイトでは、第1幕と第3幕を収録しています。
【収録内容】
・L.v.ベートーベン 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
・ヨーゼフ・シュトラウス 鍛冶屋のポルカ 作品269
・J.シュトラウスⅡ世 雷鳴と稲妻 作品324
・J.シュトラウスⅡ世 美しく青きドナウ 作品314
・J.シュトラウスⅠ世 ラデッキー行進曲 作品228
<特設サイト>
http://www.emo.or.jp/notice/20200329junior/
CAST & STAFF キャスト・スタッフ
【指揮】梅田 敏明
【演奏】iichiko グランシアタ・ジュニアオーケストラ
MESSAGE 主催者コメント&見どころ
<指揮者 梅田敏明さん>
今回ご一緒するのは3回目。今回、いろんな方面から心配の声もあろうかと思いますが、様々な感染症対策をとって開催できることは喜ばしいことです。
今回は長い期間曲を練習しているので上手なのですが、逆に慣れに繋がってしまわないように気を付けてほしいですね。アクリル板があったり、いつもの距離感でない中、本番のステージで、子どもたちの想いが解放できる環境を整えるのが私の役割。主役は子どもたち。練習で積み重ねたものとプラスアルファをだしてくれるのではと期待しています。そういう時空間を僕が作れればと思います。
<芸術監督 川瀬麻由美さん>
毎年4月の頭に結団式を行いますが、今年はソーシャルディスタンスを保って、離れて、誰とも話せない状況でした。練習もZOOMを使って、集うことなく一人で練習していきました。久しぶりにステージで練習したとき、子どもたちが思い切って音を出しているその喜びが音に表れていて、私たちも涙が出そうになりました。本番でしか出せない音楽があります。梅田先生が「出来立ての音楽を届けましょう」とよくおっしゃいます。まさしく一瞬一瞬の音楽を伝える、自分たちの経験した喜びも悲しみも、今できることを存分表現して欲しいなと思います。
PHOTO GALLERY ギャラリー
REVIEW レビュー
いったん中止になった公演でしたが、8月に行えると聞いて、とても喜んでいました。いつも縮こまっているのですが、今日はのびのび楽しんで演奏しているように見えました。(出演者の保護者)
みなさん頑張って演奏していました。こうやって感染対策もしてもらって、私たちも安心して鑑賞できました。(男性の観客)
コロナで全然コンサートなどないような状態でしたので、こうして久しぶりに見られて楽しかったです。(女性の観客)