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【おおいた芸術文化の旅 OITA Art&Culture】芸術公演動画

2020.12.23 クラシック音楽

佐伯市|Solemnis ソレムニス 今、再びサクラサク城山 ~佐伯市文化芸術の循環&交流拠点として~

開催期日 2020年 10月 31日 (土)
会場 佐伯市 さいき城山桜ホール

CONTENTS

10月31日、市民待望の「さいき城山桜ホール」がオープン。これまでの伝統を受け継ぎながら、これからの佐伯の文化を育み発展させていくこの拠点施設を祝って、式典と記念コンサートが開催されました。厳かに執り行われた第1部「ソムニレス~式典~」、市民一同で喜びを分かち合う第2部「フィオーリス~開花~」。共に第一線で活躍する音楽家たちが最上のステージで、ホールの幕開けを告げました。
 このサイトでは、第1部「ソムニレス~式典~」を収録しています。
【収録内容】

小菅 優(ピアノ) 『ピアノ披露・独奏』
・ショパン エチュード作品 10-1
・ショパン エチュード作品 25-1 「エオリアンハープ」
・ショパン ノクターン作品 15-2
・ショパン エチュード作品 25-12「大洋」
 
青木涼子(能声楽家)/ 弦楽四重奏団 『謡と弦楽四重奏』
 ・馬場法子作曲「ハゴロモ・スイート」
 
西谷英恵(ソプラノ)/ 中山博之(ピアノ)/ 弦楽四重奏団 『佐伯市歌独唱』
 ・佐伯市歌「美しいのは ~佐伯賛歌~」
 
佐藤美枝子(ソプラノ)/ 土崎 譲(テノール)/ 中山博之(ピアノ)
・ヴェルディ オペラ「椿姫」より『乾杯の歌』

CAST & STAFF

土崎 譲(テノール)
佐伯市出身。東京藝術大学大学院修了。第17回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位、文化庁新進芸術家派遣員としてウィーンに留学。バッハからプッチーニまでの様々な宗教曲、オーケストラ作品にソリストとして出演。2019年ウィーン・コンツェルトハウスにて日本・オーストリア修好150年記念コンサートに出演。日本声楽アカデミー、日本演奏連盟会員。今回はコンサートの総合演出にも携わる。
 
小菅 優(ピアノ)
2005年NYカーネギーホールでのデビューを皮切りに、ザルツブルク音楽祭、ロンドンウィグモアホール等世界の著名ホールでリサイタルを行う。シャルル・デュトワ、小澤征爾等の指揮でベルリン響、フランクフルト放送響等と共演。第13回新日鉄音楽賞、第64回芸術選奨音楽部門、文部科学大臣新人賞等受賞多数。さいき城山桜ホールのスタインウェイD-274を選定。
 
青木 涼子(能声楽家)
佐伯市出身。東京藝術大学音楽研究科修士課程(能楽観世流シテ方先行)、ロンドン大学博士課程修了。世界の主要な現代音楽の作曲家と共に、能の声楽である「謡」を素材にした新しい楽曲を発表。ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フィレンツェ五月音楽祭管等国内外でオーケストラとの共演、オペラ出演、著名な音楽祭への参加等、世界的な活躍をしている。
 
佐藤 美枝子(ソプラノ)
大分市出身。第11回チャイコフスキー国際音楽コンクールで日本人初の第1位を受賞。ブルガリアのソフィア国立歌劇場に招かれ「ランメルモールのルチア」と「リゴレット」を主演。藤原歌劇団「椿姫」、新国立劇場「魔笛」(夜の女王)、「ラ・ポエーム」(ムゼッタ)等で主要な役を務め、英フィルハーモニア管、読売日本交響楽団等、国内外のオーケストラと共演。藤原歌劇団団員。
 
西谷 英恵(ソプラノ)
佐伯市出身。大分県立芸術文化短期大学音楽科卒業、同専攻科終了。メンデルスゾーン・ドイツ国立音楽大学コンクール現代音楽アンサンブル部門第3位。帰国後はアンサンブル・モデルン客演や室内楽奏者として精神的に活動している。
 
弦楽四重奏団
辺見 康孝(ヴァイオリン)
亀井 庸州(ヴァイオリン)
安田 貴裕(ヴィオラ)
北嶋 愛季(チェロ)
 
中山 博之(ピアノ伴奏)

MESSAGE

<小菅 優さん>
ショパンのエチュードは故郷への想いや人生の葛藤などが見えてくる、それでいて詩的で歌のような面と内面的な部分があり、お客様にも色々な音楽の素晴らしさを味わっていただければと思います。
 
<青木 涼子さん>
今回の「ハゴロモ・スイート」は、パリ在住の作曲家、馬場法子さんが2017年に作られたものです。羽衣伝説を題材に作られたもので、天女が水浴びをしに地上に降りてきた時に置いていった羽衣を持ち帰った漁師と天女のやり取りのお話を弦楽四重奏で奏でる作品となっています。
 
<佐藤 美枝子さん>
乾杯の歌は皆さんにも耳馴染みのある曲だったかと思います。とても良い、あたたかいホールで最初から“鳴る”ホールだと感じました。たくさんのアーティストの方々に来ていただいてホールを可愛がっていただき育てていただければと思います。
 
<土崎 譲さん>
木の温かみを演奏しながら感じられる素晴らしいホールが、地元に出来大変嬉しく思っています。厳しい状況ではありましたが「乾杯の歌」でお祝いを出来る事に、嬉しく思っております。これからも、さいき桜ホールが市民の皆様に愛されて育まれて受け継いいっていただけるよう期待しています。

PHOTO GALLERY
  • 佐伯市 さいき城山桜ホール

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  • 佐伯市 さいき城山桜ホール

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  • 佐伯市 さいき城山桜ホール

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REVIEW

文化と芸術の町を目指しているという事で、素晴らしいコンサート

能が初めて聞くような音楽で感動しました

プロの方の音楽に迫力がありました