CONTENTS 概要
障がいがある人もない人も、子どもから大人までが、劇場という非日常の空間を体験できるプログラムです。「なぜ客席が暗くなるのか」「どうして大きな音がなるのか」といった劇場の当たり前の鑑賞ルールやマナーも学ぶことができる公演です。
※鑑賞支援:手話通訳、字幕、点字プログラム、特別鑑賞室、補助犬用簡易トイレ、場内明るめ、音量小さめ、など
このサイトでは、全プログラムより抜粋して撮影・収録・編集しています。
【収録内容】
長唄「水仙丹前」
日本舞踊ワークショップ
新作 日本舞踊「桃太郎」
CAST & STAFF キャスト・スタッフ
藝○座(げいまるざ)
東京藝術大学音楽学部邦楽科日本舞踊専攻卒業生による若手日本舞踊家集団。
日本舞踊を幅広い世代に広げ、今までにないエンターテイメント性溢れる舞台を創ることを目指し、2006年に『藝○座』を結成した。以来、自主公演を始め、地方公演、ニューヨーク、メキシコ、スペインでの海外公演、NHKの番組に出演など、年々、『藝○座』の活躍の場は広がっている。2019年には、宇佐市、延岡市、下関市での藝○座ツアー公演を開催、好評を博した。
花柳 静九郎(はなやぎ せいくろう)
大分県大分市出身。幼少より花柳久鶴に師事、上京後、花柳基に師事。大分舞鶴高等学校を経て東京藝術大学を卒業。スラリとした体格を生かした繊細で美しい舞踊を得意とする一方、アクの強い役も難なくこなすキャラクターは、若手舞踊家のなかでも一目置かれる存在。新春舞踊大会 会長賞などを受賞。日本体育大学 非常勤講師。現在、大分市、豊後高田市、福岡市、東京に稽古場を持ち、舞踊家活動を行う。「いづみ会」主宰。
藤間 直三(ふじま なおぞう)
東京都出身。藤間秀之助に師事。超人的な身体能力を生かし、キレのある技が光る俊英。元気で明るいキャラクターで、藝○座のムードメーカー。全国舞踊コンクール邦舞1位、文部科学大臣賞受賞。各流派合同新春舞踊大会 会長賞など受賞。「藤弥会」、「直三の会」主宰。
泉 葵三照(いずみ あおいみしょう)
福岡県粕屋郡出身。幼少期より泉徳三照に師事、上京後、二代目宗家 泉徳右衛門に師事。舞台映えする体格を生かしたダイナミックで大らかな踊りを得意とする一方、女性らしい繊細な表現も併せ持つ。今回は唯一の女性舞踊家。現在は同大学大学院生として論文執筆に奮闘中。
花柳 美匠治郎(はなやぎ みしょうじろう)
大分県竹田市出身。花柳芳美治に師事、上京後、花柳輔太郎に師事。古典から創作まで独創性を個性を併せ持つ。長い手足を生かし、空間を作り出す大きな舞台が魅力。大分県立芸術緑丘高等学校美術科日本画専攻から東京藝術大学音楽学部邦楽科へ入学。美術、音楽共に芸術を追求している。全国舞踊コンクール邦舞第2位。
花柳 梨道(はなやぎ りどう)
山口県出身。幼少より花柳梨太郎に師事、上京後、花柳源九郎に師事。小柄で可愛らしい見た目とストイックさを併せ持つ藝○座の弟的存在。水中を漂うようなしなやかな踊りは人魚を彷彿とさせる。
MESSAGE 主催者コメント&見どころ
<花柳 静九郎 さん>
私が幼少のころは大分も日本舞踊が盛んな地域だったかと思います。高齢化もあり日本舞踊の人口も減っていく中で、自分が地元大分で出来る事は何だろうと考えた時、踊りを通じて、もっともっと踊りを知ってもらいたい、こんなに楽しいんだよという事を伝えていくような活動をし、地元大分で日本舞踊を活性化していければと思います。
<花柳 美匠治郎 さん>
普段、藝○座でやっている振り付けに少し手を加え、セリフのところなどに手話を入れて踊らせていただいています。子どもさんもいらっしゃるので、日本舞踊らしさというよりも、もっと観ていて堅苦しくない楽しく、笑いがこみ上げてくるような踊りにしています。コロナ禍で色々な事が制限されていて、悲しい事などあると思いますが今日はそういう事も忘れて一日楽しい「桃太郎」や日本舞踊の古典の素晴らしいものを観て、みなさん少しでも楽しい気持ちになっていただければありがたいです。
PHOTO GALLERY ギャラリー
REVIEW レビュー
面白かったです!大人から子供まで楽しめる内容だなと思い、とても素敵でした