CONTENTS 概要
別府市内で活躍する音楽家とこれを支援する県内外の音楽家により結成された別府市民フィルハーモニア管弦楽団が、年に2回行っている定期演奏会。市民からも毎回好評を得ている本演奏会は、今回、別府ビーコンプラザの開館25周年記念としても行われました。
このサイトでは、全2プログラム中、1プログラムを収録しています。
【収録内容】
ベートーヴェン 交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
CAST & STAFF | キャスト・スタッ
CAST & STAFF キャスト・スタッフ
後藤龍伸(指揮)
1964年東京に生まれる。幼少時代をブラジルのサンパウロで過ごし、州立大学の特設講座にてヴァイオリン・和声・対位法を学んだ。1975年にサンパウロ市ベスト・あーアーティスト賞受賞。都立芸術高校を経て東京藝術大学入学。在学中に四重奏団を結成し、ヴァイオリン、ヴィオラ、編曲、作曲を担当。1993年にカーニバルカンパニー・カメレオンオーケストラを結成、パスティーシュと即興の技巧を駆使した新しい様式を確立した。1987年よりCOBAのライブやレコーディングに参加。東京シティ・フィル、新星日本交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを経て、現在は名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターと、日本センチュリー交響楽団コンサートマスターを兼任。日本作曲家協会、三島由紀夫研究会会員。名古屋音楽大学教授。九州・山口地方においては<リベルタ>グループでジャンルを超えた演奏を展開。ミュージックステーション福岡の講師をつとめ、九州室内管弦楽団のメンバーでもある。福岡OBフィル、福岡大学交響楽団、北九州交響楽団、山口交響楽団、鹿児島交響楽団、佐世保市民管弦楽団、春日交響楽団、別府市民フィルハーモニア管弦楽団を指揮。iichikoグランシアタジュニアオーケストラ講師。
別府市民フィルハーモニア管弦楽団(管弦楽)
別府市内で活躍する音楽家とこれを支援する県内外の音楽家により、1993年10月に「別府市民交響楽団」として結成。1995年には世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチとも共演した。2003年6月には「10周年記念特別演奏会」でベートーヴェンの「第九(合唱付)」を演奏し、好評を得る。毎年2回開催する別府ビーコンプラザでの演奏会は、市民に親しまれる恒例行事となっている。市内の小・中学校でミニコンサートを行うなど、音楽の普及活動にも力を入れている。2014年から毎年、別府市「音泉タウン音楽会」に出演。2016年4月より現名称に変更。
MESSAGE 主催者コメント&見どころ
<内田博さん(別府市民フィルハーモニア管弦楽団実行委員会 実行委員長)>
(コロナ禍の中)6月の演奏会が出来ず、やっと今日公演ができて音が出せて、ほっとしています。練習そのものは、通常30~40人やってきましたが、今回全員揃ったのが昨日(前日)という状況でした。
<後藤龍伸さん(指揮)>
ベートーヴェン中期の曲で、有名な第5番「運命」のひとつ前の作品です。「運命」は葛藤から歓喜へ、と苦悩している部分が多い曲ですが、今回演奏する第4番は、幸福感にあふれていて今の厳しい時代から何か希望の光を見つけられるような明るく伸びやかな響きがする曲です。
<楽団員の方々>
ベートーヴェンの第4番は演奏される機会も少なく、非常に難しい曲です。そのあたりの弦楽器のアンサンブルなど観ていただきたいです。
(演奏会が実施出来る事になり)とても嬉しかったです。延期が決まり、誰にも会えずに一人で練習していました。みんなで音を出してみんなで“ベートーヴェン”をつくっている、という事がやはり音楽は一人では出来ないな、とすごく感じました。
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REVIEW レビュー
久しぶりに生音を聞けたのでとても素敵で美しかったです
生の音楽はすごくいいものだな、と思いました
初めて参加しました。素晴らしくてびっくりしました。クラシックは詳しくありませんが、これをきっかけにクラシックも聞きたいと思いました